治療内容
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治療内容
ケガについて
日常生活の中でも「ケガ」は起こります。階段や段差を踏み外してしまう・荷物を持ち上げるとき・落下してきた物が当たってしまうなど、どんな状況にも起こり得ることです。そのようなときに、負った「ケガ」は元の状態に戻るまで、治療が必要です。
人間の大人の骨は、200個以上で形成されています。それらを、靭帯と軟骨で結合し、関節となり、人間は自由な動きをしているのです。そして、骨に筋肉が付着し、関節を動かすとともに、骨格を支えています。
全ての骨・靭帯・筋肉にはそれぞれの役割があり、絶妙なバランスを保ちながら身体を支えているため、どこかがケガによって欠落してしまうと、全身で「ケガ」を補おうとします。このようなことから、軽い「ケガ」でも放っておくと全身への影響が発生し、長引いてしまうことがよく起こります。結果、身体のバランスを崩し、時間が経つにつれて、違う場所が痛くなるという状況が起こるのです。
例えば、足首を捻ったとすると、足首の関節を構成している靭帯が傷つき、関節が不安定になります。そして、膝と股関節でかばうような動きをしていきます。次に、歩行時には反対の足への負担が大きくなり、その後、腰・背中・首へと負担が広がって全身の骨格のバランスが崩されます。しかし、身体はバランスをとろうと働き、姿勢を保とうとすることにより、無理な力がかかることで痛みとなり、他の場所が炎症などを引き起こしてしまいます。
らいと整骨院では、「ケガ」をした場所の安静を確保するため、必要に応じて包帯やテーピングなどで固定し、患部の炎症を抑える微弱電流(マイクロカレント)療法や超音波療法での治療を致します。その後の経過により、周囲の筋肉の緊張を取り除くことと、正常な動きを取り戻すための練習やリハビリ・筋力トレーニングなどを実施します。また、「ケガ」により崩れた全身のバランスにも目を向けて、改善する方向へと導きます。
疾患名
首の痛みについて
上下の骨と骨の間を安定させる役割のクッションとして椎間板があります。
それらを囲むように多くの靭帯で繋がっているのです。更に、前後・左右・上下には様々な筋肉があり、4-6㎏もある頭のバランスをとりながら支えています。
最近では、過度なデスクワークやスマホの使い過ぎなど、うつむいた姿勢をとる機会が多くなり、「ストレートネック」と呼ばれる状態の方が多くいます。
ストレートネックとは、横から身体を見た時に、前の方向に弓のように弯曲している頚椎が、その角度が失われ、真っすぐになった状態をいいます。
弯曲により、頭の重みを分散させていたものが、真っ直ぐになると部分的に負担がかかりやすくなり、筋肉の緊張や関節にストレスをかけます。その状態が続くと、動きの制限・神経の圧迫などの症状が生じやすくなります。
また、骨盤が傾く・猫背などの不良姿勢により頭の位置が変わることで、それを支えるために首の前後・左右にある筋肉は通常より負担がかかった状態で、バランスを取りながら頭を支えます。
この状態が続くと首周りの筋肉が疲労し、バランスをとれずに不安定な状態となって、負担がかかる場所が偏ってきます。首の筋肉は、前では鎖骨、横や後ろの方では肩甲骨に付着するものが多いため、背骨や骨盤・肩甲骨などの位置関係が崩れ続けることで首周囲に負担がかかり、パソコンをみているだけでも痛みを感じる・寝違えを起こす・横や後ろを振り向きづらいなど、日常生活にも支障をきたすような症状を引き起こすようになります。
首の痛みは、筋肉・関節の炎症や損傷によるものから始まり、頚椎の不安定な状態が続くと、椎間板や骨に影響を及ぼし、椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症・後縦靭帯骨化症など、神経の障害にまでエスカレートしていきます。
また、頭痛やめまい・吐き気などの症状の一因に首が関係しています。頭皮にも筋肉があり、筋膜と呼ばれる筋肉を包む膜が首や背中へと繋がっています。
首や背中が固くなると頭皮の筋膜も引っ張られ、緊張状態になります。この状態が続き、頭皮の神経を圧迫してしまうのが、「緊張性頭痛」と呼ばれる頭痛です。
めまいには様々な原因がありますが、めまいを訴える患者さんの8割以上の方が、首コリの症状を持っているというデータがあるように、首の筋肉の固さや血行不良はめまいの原因の一つとされます。
交通事故による衝撃で、首を鞭のようにしならせ痛めることを「むち打ち症」と言います。「むちうち症」は総称で大きく頚椎の捻挫・シビレなどの神経症状を伴う根症状型・頭痛やめまいを伴うバレ・リュウ症状型などに分類されます。病態をきちんと特定し、それぞれに合わせた治療が大切です。
また、むち打ち症に限らず、交通事故思っている以上に衝撃が強いため、後遺障害が残りやすいケガが多く、安易に考え放置してしまうと、後々痛みが発生し、大きな障害を被ってしまう可能性があります。1日でも早く、早期に治療を始めることをお薦めします。
らいと整骨院では、首の痛みに対して、痛みの原因を追求し明確にしていきます。動作や徒手検査により痛みやしびれの原因を特定し、患部の痛み・炎症を抑える為に、微弱電流(マイクロカレント)療法・超音波療法を行います。硬くなった首の筋肉の緊張を緩和し、乱れた頚椎を調整することと、同時に肩・肩甲骨周囲を手技により整え、痛みを改善します。
また、首に負担のかかる姿勢(骨盤~背骨~頭・肩甲骨の位置)を診ながら全身のバランスを整えることで首への負担を軽減させます。
原因を明確にしづらいめまいや頭痛に対しては、治療に対するフィードバックをその都度行い、一人一人のお身体に合わせた治療を行います。
また、日常生活での運動やストレッチ・立ち方・座り方を指導して症状の改善・再発の予防を目指します。
疾患名
肩の痛みについて
そんな肩関節は、骨だけでは構造的に不安定なため、関節包や靭帯・筋肉が強度を高めています。中でも、肩の安定に重要なのが腱板(インナーマッスル)と呼ばれ、最も深くに位置する筋肉で、上腕骨を肩甲骨に引きつけ、正しく動かすことに大変重要な役割を担っています。この腱板がきちんと働かないと、上腕骨は関節内を正しい軌道で動くことが出来ず、筋や腱・関節包や靭帯などの周りの組織に負担をかけてしまいます。
また、腕を動かす際、肩関節だけが動けばいいというわけではありません。腕と体を繋ぐ「肩甲骨」が肩関節と協調して動くことで、肩を自由に動かすことができるのです。しかし、過度なデスクワークやスマホの使い過ぎなどにより、姿勢が悪くなり、肩や肩甲骨の周りの筋肉が固まり、上手に動かすことができなくなっている方が多く、肩や背中などいろいろな場所に負担をかけ、痛みを生じることも多いです。
四十肩や五十肩という言葉をよく聞きますが、病態は様々で、肩関節の周囲の組織に炎症が起きることを主な原因として考えられています。肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着するとさらに動きが悪くなります。
また、腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって、急性の炎症を生じ、強い痛みや運動制限がでるものを石灰沈着性腱板炎といいます。いずれもどなたに起きてもおかしくない疾患ですが、上記に挙げた腱板の機能や、腕と肩甲骨との協調がうまくできてない方は起きやすく、上手に肩を使えている方はこれらの疾患を生じても治りが早いです。
野球やバレーボールなど、肩を90度以上に挙げる動作を反復して行うスポーツでは、腱板と肩甲骨の動き以外にも、関節内の複雑かつ精密な動きを必要とします。少しの動きの制限が障害の原因となる為、関節が正常に動くことが不可欠となり、腱板の機能と肩甲骨の位置・動き・安定性が大きなポイントです。
更に力を効率よく発揮するためには、下半身から体幹が連動し、上半身へ力を伝える必要があります。肩の障害や痛みが出た時には、すでに肩関節以外の場所で、原因となることが起きています。放置すると悪化し、治りづらい状態になることが多いので、肩に痛みや違和感を気付いた際は、早めの受診をお薦めします。
らいと整骨院では肩の痛みに対して、症状をチェックし、損傷の有無や炎症の場所を明確にし、効果的に炎症を抑え、痛みを鎮める作用の微弱電流(マイクロカレント)療法・超音波療法を施します。
肩腕・肩甲骨周囲に対して、手技により筋肉の緊張を緩和させ、動きの制限を解消し、正常な状態へと導きます。また、肩甲骨が動きやすく安定した状態を保つ為に、必要な筋力と腱板の機能を回復させるトレーニングを行います。
肩甲骨の位置や動きは姿勢と密接な関係があり、姿勢を崩す原因が、肩の痛みの原因と繋がることから体幹・下半身を含めた全身のバランスを整えます。そして、股関節の可動性・体幹の安定性・投げ方・打ち方などのフォームを修正することで痛みを取り除きます。
疾患名
手の痛みについて
物を持つ・つまむ・握るといったことはもちろんのこと、押す・引く・まわす・結ぶといった複合的な作業など、多種多様な動作が可能です。
このように、様々なことができる手は、小さな骨が密集し関節を構成することで多方向へ動かすことができ、骨や筋肉・腱・靭帯・神経が複雑に入り組んで形成されています。特に、肘から指にかけての筋肉は、大小合わせて約30個もの筋肉が浅い層や深い層などの狭い場所を通り、手首や各指にそれぞれ付着し、各自の役割を果たすことによって、手は多様な動きを可能にしているのです。
そのため、隣接する筋や神経の影響がお互いに大きくかかるので、正常な位置で正確な動きが重要となります。
しかし、過剰な使いすぎや悪い姿勢での使い方が積み重なると、一部の場所に負担が集まり、痛みや炎症を引き起こします。例えば、スマートフォンの使いすぎやピアノ・パソコンのキーボードなど、長時間に渡って手や指を細かく動かすことは筋肉に疲労が蓄積します。
肩や肩甲骨周りの動きに制限が生じることで手の動きも制限され、腱鞘炎などの障害に繋がります。テニスや野球での手打ち・手投げといわれる、手を酷使するような悪い使い方を繰り返すことは、テニス肘や野球肘など、肘の関節の周りに炎症を引き起こします。
手が動くときには、各関節を順序良く正確な方向へと導き、多数ある筋肉が協調し合って働く必要があります。普段、無意識に何気なく使っている手も、多少の乱れで、痛みへと繋がるリスクが、高い場所だということを覚えておいてください。
らいと整骨院では、手の痛みに対して患部の痛み・炎症を抑える為に、微弱電流(マイクロカレント)療法・超音波療法を行うと共に、症状により固定を施し、患部の安静を確保することや、テーピングで筋肉のサポートをします。患部への負担が大きくかかる原因を追求し、関節の動く順番や使う筋肉を正常な状態へと導くことで、患部の負担を軽減します。
また、手に力を効率良く伝えるためには、肩甲骨の位置や全身の姿勢などが関係することから、座り方や投球フォーム・打ち方などの動作を修正し、手の痛みが起きる根本の原因を解消し、再発を防止します。
疾患名
・靭帯損傷(内側側副靭帯、外側側副靭帯)・円回内筋症候群・回外筋症候群・肘頭滑液包炎・肘後方衝突症候群
手:腱鞘炎・TFCC(三角繊維軟骨複合体損傷)・手根管症候群・変形性関節症・ギオン管症候群・尺骨突き上げ症候群
指:ばね指・ガングリオン・突き指・変形性関節症・リウマチ・指節間関節損傷
腰の痛みについて
人それぞれ、若い方からご高齢の方まで年代も幅広く発症するのが特徴です。
腰は、背骨の中の腰椎と呼ばれる5つの骨が、骨盤を土台としてブロックのように積み上げられています。骨と骨の間には、安定させる役割のクッションとして椎間板があり、それらを囲むように多くの靭帯で繋がっています。更に、前後・左右・上下に様々な筋肉があり、それらがバランスをとりながら腰椎を支えています。また、腰は身体の中心に位置するので、上半身と下半身の動きの協調や、姿勢を保つためにも重要な役割を担っています。
しかし、疲れが溜まることや悪い姿勢が続くと、腰回りの筋肉がバランスをとれずに不安定な状態になり、負担がかかる場所が偏ってきます。そして、腰が痛くて長時間座るのが辛い・立っているだけで腰に痛みを感じる・立ち上がる時に腰に痛みが走るなど、日常生活にも支障をきたすようになります。
痛みは、筋肉・関節の炎症や損傷によるものから始まり、重症化して腰椎の不安定な状態が続くと、椎間板や骨に影響を及ぼし、椎間板ヘルニアや、骨棘(骨にトゲが生じること)による脊柱管狭窄症などの、しびれやピリピリした痛みが起きる神経の障害にまでエスカレートしていきます。スポーツ中や転倒など、腰椎が強く捻られた時には靭帯の損傷が起こることや、肉離れと同様の症状になることもあります。
最近では、立ちっぱなしや座りっぱなしなど、同姿勢の持続によって起こる腰痛の中で、骨盤の歪みによって仙腸関節の炎症から腰痛へ繋がることが多く見られ、「ぎっくり腰」の起因となることもあります。「ぎっくり腰」は、1人1人違った原因があり、痛める場所や症状も様々です。一部の筋肉に、負荷がかかった状態が続き、筋肉が疲労を蓄積すると限界を超えてしまい、些細な動きによっても、「ぎっくり腰」を発症します。
一度引き起こすと、何年後かに再発している方が多くいます。根本の原因を解消しなければ、骨格や筋肉のアンバランスは続いていき、再発のリスクが高くなります。痛みだけが落ち着いても、動けないほどの辛さを味わった方は、しっかりとした治療とその後のケア・定期的なメンテナスをお薦めします。
そのほか、腰痛は色々な原因で起こります。腰椎に問題がある場合や内臓系の病気、精神的なストレスによる心因性の腰痛などもあります。放っておくと、重症化してしまうものも数多くあり、自分では原因がわかりづらい腰痛もあるのです。
腰の近くに負担がかかっているということだけではなく、腕や脚が原因で、背骨や骨盤との位置が関係し、腰への負担を増幅させていることもあります。よって、全身に目を向け原因を解明することが、痛みの改善と再発予防には大事なポイントです。
らいと整骨院では、患部の痛みを取り除くために、微弱電流(マイクロカレント)療法や超音波療法により炎症を抑えることのほか、痛みの原因を追求し、明確にしていきます。
原因となる場所の治療と、全身のバランスを正常に保つことを目的とし、腰への負担が少なくなるような身体の使い方や、上半身と下半身がスムーズに力の伝達をできるように、体幹トレーニングなどを行います。荷物の持ち上げ方や座り方・立ち方など日常生活でご自身が注意できることも指導して、再発の予防を目指します。
疾患名
股関節の痛みについて
更に、上半身と下半身を繋ぐ役割もあり、立つ・歩く・走る・跳ぶなど、日常生活はもちろんのこと、全ての運動動作において大切な場所といっても過言ではありません。
股関節の痛みの原因には、体幹から股関節周辺の筋肉や関節の柔軟性(可動性)の低下と、骨盤を支える筋力(安定性)の低下、体幹と下肢の動きが効果的に連動すること(協調性)が出来ず、不自然な使い方によって、股関節のバランスが崩れることが挙げられます。
よくいわれる先天性股関節脱臼や、臼蓋形成不全など、生まれつきの疾患もあります。体重が多くかかる関節なので、負担の少ない絶妙なバランスで体重を支えないと機能が十分に発揮できず、様々な症状が起きます。
よく、加齢や体重が原因で変形性股関節症になると言われていますが、加齢や体重が増えることにより、体幹・骨盤・股関節の機能が低下すると、関節の動きが悪くなり、関節軟骨が摩擦によりすり減ることから、骨にトゲが生じ、股関節の変形が起きるのです。
その他の症状として、スポーツ選手でも、股関節に負荷の高いトレーニングを行うことや、キック動作が原因で、股関節周囲にある筋肉の付着部分に炎症・痛みを生じる方(グロインペイン症候群)は少なくありません。
脚の付け根が詰まっている感じがする・骨盤が広がってきている気がする・歩き始めに股関節が痛い・少し歩いただけで足がすぐ疲れてしまうなどの、不調がある方は股関節の周りの機能が低下し、バランスが悪くなっているかもしれません。
らいと整骨院では、股関節の痛みに対して、痛みの原因となる部分を特定し、手技により筋肉の緊張を緩和させ、痛みを取り除くと同時に股関節の柔軟性・骨盤の傾きを含めた全身のバランスを施術により整えます。
日常動作の座り方や立ち方・歩き方、それによる足首の歩行の仕方に着目して、股関節への負担を軽減するように徹底して指導します。そして、骨盤の動き・股関節の使い方、体幹を始めとした上半身と下半身の動きの連動を修正することで、痛みを改善します。
疾患名
・ペルテス病・恥骨結合炎・大腿骨頭すべり症・先天性股関節脱臼・外反股・弾発股
膝の痛みについて
単純に曲げる・伸ばす、だけではありません。
微妙に前後にスライドしたり、真横に少し曲がったり、ひねる動きもできます。
そんな膝の関節は、多くの靭帯・筋肉で支えられ、隙間には半月板というクッションで安定させています。また、神経も網の目のようにはりめぐらされている場所でもあります。そんな「ひざ」ですが、バランスを崩し、不安定な状態になると一か所に集中して負担がかかってしまい、一部の筋肉が過剰に緊張を起こし、硬くなります。
そして、複雑で精密な働きをする「ひざ」は、痛みも色々な場所に出てきます。
膝の痛みの原因は、加齢や体重だけではなく、「ひざ」をどう使っているかに重点を置いて診てみると、膝痛の多くの原因は股関節と足関節の使い方にあることがいえます。膝が痛くなる原因は、本来の膝の働きがするべきではない役割を、させられていることによって起きるのです。
また、身体全体の軸のズレが生じることで、不必要な力が加わり炎症を引き起こしています。軟骨が擦り減ることや、水が溜まることなど、周囲の筋肉に負担がかかることで痛みとして発症し、膝の不調が起きます。
結果、膝の不調が続くことで、身体の重心のズレが全体のバランスの乱れを起こし、さらに、膝に過剰な負担がかかっている状態を作っているのかもしれません。そのため、膝痛は、単純に膝周りの筋肉を緩めることや、組織を取り替えても、解決が難しいのです。
らいと整骨院では、痛みが起きている組織や、負担が過剰にかかっている場所を特定した後に、炎症を抑え、痛みを鎮める作用がある微弱電流(マイクロカレント)療法や、超音波療法による治療を行います。必要に応じて、固定や負担を軽減させるために、テーピングを施します。また、膝に水が溜まっている場合には、圧迫する処置が大事となります。
患部の痛み・炎症への対処と同時に、股関節・足関節の動きを修正し、安定が崩されている原因を解明していきます。日常動作を見直し、全身の骨格バランス・重心のズレなどを整えることで、再発防止に力を入れています。
疾患名
足の痛みについて
足は、大小合わせて28個の骨で構成され、それぞれが関節を形成しています。1つ1つが靭帯や筋肉・腱などの組織で支えられ、細かな動きをしながら強い衝撃に耐えられる複雑な構造をしています。
その足の機能が低下すると、荷重を分散することが出来ずに様々な症状が起きます。荷重を分散させるクッションの役割をもつアーチ(土踏まず)の機能が低下すると、負担がかかる場所が分散できずに一ヶ所に集中してしまい、歩きにくさや疲れやすさなどの症状が生じ、こむらがえりの原因になることや、扁平足・足底腱膜炎などの痛みや炎症が起きます。さらに進行すると、「外反母趾」や「内反小趾」、「開張足」などの変形へと繋がります。足裏に胼胝(たこ)ができるのもアーチ機能が低下するために起きます。
足は常に荷重していることから、着地する際、少しの「ミス」が原因で、捻挫を引き起こしやすい関節なのです。捻挫の治療を怠ると、関節を繋ぐ靭帯が損傷されるため、関節の不安定性を残す可能性があります。俗にねんざ癖がつくというのは、このことを指します。
足首を支える靭帯が機能せず、足首がグラグラした状態が日常的に起きることで、色々な場所が身体を支えようとして、身体のバランスが崩れ、様々な症状を引き起こしてしまいます。
着地する時に、足首が安定し体重を支えることは、足の障害だけではなく、全身へ大きく影響しているのです。
足は様々な症状が起きやすい場所です。足が疲れやすい・歩きづらい・脚がつる・足裏に胼胝(たこ)ができたなどの、不調がある方は足周りの機能が低下しているかもしれません。このようなお悩みをお持ちの方は、一度ご相談ください。
らいと整骨院では、足の痛みに対して、炎症を抑える作用の微弱電流(マイクロカレント)療法・超音波療法を施し、必要に応じて包帯・テーピングで固定し、患部を安静に保ちます。
同時に、足首の関節の動きを正常に戻すことで、足が効率良く機能し、負担を軽減させていきます。足の形を含めた全身のバランスを整え、立ち方・歩き方の動きを確認し、修正することで足の痛みを改善します。
疾患名
姿勢・ゆがみについて
肩こりや腰痛、猫背やO脚など、姿勢と密接な関係のある悩みを抱えている方は多くいます。また、スポーツ選手やダンサーなど運動をする人では、慢性障害の原因やパフォーマンスの伸び悩みにも、姿勢は大きく関係しています。
良い姿勢を保つことは、障害予防やパフォーマンス向上に、とても大事なことです。
姿勢とは、立つ・座る・寝る時の状態を表す「体位」と「構え」という、骨盤の傾き・頭の位置などの相対的な位置関係の組み合わせをいいます。
地球上には重力が存在する為、二足歩行となったヒトの身体は、オラウータンやゴリラなど、四足歩行の動物の姿勢から大きく進化し、様々な違いがあります。重力に打ち勝つ構造として、まず背骨の弯曲が上げられます。
生まれてから徐々に背骨は変化し、頚部は前に、胸部は後ろ、腰部は前にといったように曲がり、「生理的弯曲」が形成され、重力につぶされないようになります。それに加えて股関節を伸ばす為の筋力が発達し、骨盤を支えることで直立姿勢となれるのです。これを「抗重力姿勢」ともいいます。
そして、背骨と骨盤・頭部・四肢を支え、重力に抗して、姿勢を保持する筋肉を「抗重力筋」といいます。
良い姿勢を保つためには、これら「生理的弯曲」と「抗重力筋」が大きなポイントとなります。この2つが正しく働き、機能することで良い姿勢となり、身体への負担が少なく、効率の良い身体の使い方を可能にします。
しかし、日常生活やスポーツなどで、同側方向への動作の繰り返しや、同一姿勢の継続をすることにより、負担のかかる筋肉が偏り、疲労の蓄積によって筋肉が硬直すると、「抗重力筋」の機能は低下を続け、「生理的弯曲」が崩れ、結果、不良姿勢へと変わってしまうのです。また、姿勢と重心は密接な関係があります。良い姿勢を保つためには、力学的に安定する必要があり、重心の高さや位置によって安定性が変わり、不安定な状態になると身体を支えるためのエネルギーが増え、負担が大きくなることで不良姿勢となります。
このほか、良い姿勢を保つ為には心理的な影響もあるといわれています。落ち込んでいたりすると、背中が丸まり、屈曲姿勢となるのです。
良い姿勢を崩す要因は様々で、常に良い姿勢を保つことは不可能ともいえるでしょう。ヒトの身体には多くのセンサーがあり、それらが働くことによって、意識的・無意識的にも「姿勢」を制御して良い姿勢へと戻そうとします。
良い姿勢を保持していると、身体を動かすための力が効率良く伝達され、筋活動やエネルギー消費が最小となります。
また、内臓の機能や血流・代謝も良い状態に変化し、更に美的プロポーションにもつながることから、姿勢の改善は大切です。楽な姿勢や、背筋を伸ばし、周りからきれいに見えている姿が良い姿勢だとは限らないことを、覚えておいてください。
らいと整骨院では、不良姿勢になる原因を一人一人追求し、生理的弯曲の状態、抗重力筋の機能、座り方や立ち方・動かし方で意識することを改善し、良い姿勢へ導きます。手技による骨格矯正を行い、体操やトレーニングも指導致します。
良い姿勢を保つことは、慣れていないと辛い姿勢や自分の中で感じとる良い姿勢とのギャップに戸惑うこともあります。新しい感覚を覚えるには、それぞれ個人によってスピードは異なり、すぐに変化する場合もあれば、なかなか変化しづらい場合もあります。継続してアプローチすることが、変化するには必要不可欠となります。良い姿勢を修得し、身体の中も外も、美しく健康になるよう、サポートします!
しびれについて
手足の感覚を脳に伝える神経に異常が起きると、感覚が麻痺する・何にも触れていないのにジンジン・ピリピリするなどといった、「感覚の異常」が生じます。手足を動かす指令を、脳から伝える神経に異常が起き、思うように手足に力が入らない・筋肉がやせ衰えていくなどの「運動麻痺」が生じます。感覚の異常だけが起こることもあれば、運動麻痺だけが生じることもあります。感覚と運動の障害が同時に起きることもあります。
しびれの原因には①脳疾患によるもの ②全身性の病気によるもの ③脊髄・末梢神経の経路で圧迫を受けるものに大きく分けられます。
・脳が原因でしびれを発症する場合、その多くは上半身・下半身の片側にしびれが起こることが多いです。また、一時的に手足の麻痺・しびれ・言語障害やめまい・ふらつきを生じることがあります。これは「一過性脳虚血発作」といい、脳梗塞の前ぶれの可能性があります。これらの症状が出た場合、至急医療機関を受診して下さい。
・全身性の病気によるものの代表は、糖尿病によるしびれです。この場合、しびれが両足の指先や足裏から始まるのが特徴です。進行すると、足全体や手にもしびれが広がり、痛みを伴うため、放置すると感覚が失われます。そこに感染を合併すると壊死に至ります。糖尿病によるしびれは、血糖値が上がることにより、血液が滞り、組織が酸欠状態になることから発症します。どんな病気にもいえますが、早期発見・早期治療を心がけましょう。
・しびれが起きるほとんどの原因が、脊髄・末梢神経の経路で圧迫を受けるものです。末梢神経とは、脳や脊髄から顔・手・足を動かすために出た神経のことをいいます。手足につながる末梢神経の通り道には、骨と筋肉の隙間や、筋肉と筋肉の間・トンネルのような場所など、構造上とても狭い場所があり、そこは神経の圧迫を受けやすい場所でもあります。
手や指先のしびれでは、首の問題が挙げられ、頚椎の変形により頚椎と頚椎の間が狭くなり、骨にトゲができて神経を圧迫してしまうことや、椎間板がつぶれることによりヘルニアを発症し、神経を圧迫することなどがあげられます。また、手への神経の通り道には、胸郭出口と呼ばれる首の筋肉・鎖骨・肋骨で構成される隙間や、肘のトンネル・手のトンネルがあり、それぞれが神経を圧迫する原因となります。
足のしびれも手と同様に、下半身の神経の根元である腰部分に、問題がある場合や、足への通り道に原因がある場合があります。よく足がしびれて「坐骨神経痛かな?」と思われて来院される方がいますが、その原因は神経の根元である腰(仙骨)にあることや、通り道で圧迫を受けやすいお尻や膝周りである場合など、様々です。
顔の神経は脳から出て、頭部~顔面に広がります。頭蓋骨・顔の骨にも神経が通る穴があり、そこが圧迫を受けると、顔がしびれることや、表情筋の動かしづらさ・痙攣が起きます。それらを「顔面神経麻痺」といい、ヘルペスウイルスなど病気が原因でも発症します。
しびれの治療には、神経の炎症を抑えることはもちろんですが、しびれの原因がどこにあるのかを見極めて、治療をしていくことが大切です。
らいと整骨院では、しびれに対して、徒手検査によりしびれの原因を明らかにし、微弱電流(マイクロカレント)療法により神経の炎症を抑えると共に、超音波療法や、手技により神経の圧迫を取り除き、しびれを改善します。また、姿勢や日常生活動作から、しびれを発症した原因を追求・修正し、再発防止に努めます。
疾患名
スポーツ障害について
スポーツ外傷とは、スポーツ中に人とぶつかったり、関節を捻ったりした場合など、一回の外力によって起こるケガのことで、骨折や脱臼・捻挫・打撲などのことをいい、局部の治療と筋力を落とさないためのリハビリが必要になります。
スポーツ障害とは、身体の同じ場所に繰り返し弱い力が加わることによって起こるもので、一定の動作を繰り返すことにより、炎症や痛みが生じ、ひどい場合には疲労骨折を伴うこともあります。また、使いすぎにより発症することからOveruse Syndrome(使いすぎ症候群)ともいわれます。スポーツ外傷とは異なり、症状が目に見えにくいため、早期復帰を目指すには、毎日の入念なケアが大切となります。
スポーツでは、競技によりそれぞれ特性があり、障害の発生頻度や原因も異なります。
走る・止まる・切り返すといった色々な競技に通じる基本的な動作から、投げる・打つ・蹴る・泳ぐ・滑るなど、競技により専門的な動きも数多くあります。
専門的な動きを繰り返すことで、身体の使う場所が偏りバランスを崩すこともあります。そうしてバランスが崩れた状態で身体を使い続けると、同じ場所への負担が大きくなり、痛みへと繋がっていきます。
競技をするにあたり、練習や試合を休めない状況で、痛みを我慢してプレーしてしまうと、症状を悪化させる結果になってしまいます。
スポーツ外傷の初期処置として、大事なのはRICE処置です。Rest(安静)・Ice(冷却)・
Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つの処置が基本となり、早期回復・早期復帰
するにはとても大切です。
スポーツ障害には炎症を抑え、痛みの解消と同時に問題となる原因を突き止め、動作の修正やフォームの改善・筋力トレーニングをしていきます。各競技の特性を理解し、スポーツ障害の早期発見や、競技する上での予防・ケアが必要となります。
らいと整骨院では、患部の痛み・炎症を微弱電流(マイクロカレント)療法や超音波療法で抑えることを早急に行い、痛みによるフォームの乱れや全身のバランスが崩れることを防ぎます。そして、経過に伴い、早期からリハビリを開始するとともに、競技への復帰を目指したトレーニングを段階的に行います。また、全身のバランスに目を向け、競技種目による身体の使い方でOver use(使い過ぎ)になりやすい場所をケアし、障害を未然に防ぎます。
らいと整骨院では、1人1人の状況に合わせた治療計画(チーム状況・練習頻度・試合日程など)を立てていきます。一時的に休むことが必要な場合もありますが、現在していいことをお伝えしながら、早期復帰を目指します。
疾患名
・野球肩(インピンジメント症候群)・野球肘・リトルリーガーショルダー・腰痛(分離症、すべり症)・肉離れ・打撲・有鈎骨骨折・投球骨折・突き指
〇サッカー
・足関節捻挫・膝関節捻挫・半月板損傷・グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)・オスグッド病・鵞足炎・フットボーラーズアンクル(三角骨障害・外脛骨等)・疲労骨折・シンスプリント・肉離れ・アキレス腱炎・腰痛
〇バレーボール、バスケットボール
・足関節捻挫・膝関節捻挫・ジャンパー膝・肉離れ・アキレス腱炎・腰痛・肩痛・突き指・マレットフィンガー・脱臼(指等)
〇テニス
・テニス肘・テニスレッグ・肉離れ・鵞足炎・足関節捻挫・肩痛・腰痛・腱鞘炎・TFCC
〇陸上
・ランナー膝・ジャンパー膝・シンスプリント・鵞足炎・足底筋膜炎・恥骨結合炎・肉離れ・腰痛
〇水泳
・インピンジシメント症候群・平泳ぎ膝・腰痛・突き指・足関節不安定症
〇ラグビー、アメフト
・頸椎症・足関節捻挫・膝関節捻挫・半月板損傷・肉離れ・脱臼(肩鎖関節、肩関節、指等)・鎖骨骨折・ヘルニア
肩こり・眼精疲労について
約70%にも及びます。そして、小学生から高齢の方まで幅広い年代に見られる症状でも
あります。人間の頭部は、首や肩の筋肉が絶妙なバランスを取り合うことで、支えています。では、なぜ肩こりを感じてしまうのかというと、無理な姿勢が続き、疲労が蓄積することで、それらの筋肉のバランスが崩れはじめ、首の骨の並びがゆがみ、筋肉に過剰な負担がかかってしまうからです。
通常の肩こりは、日常の積み重ねが大きく作用し、知らず知らずのうちに負担がかかる姿勢をしていることが多いのです。
パソコンやスマホの使い過ぎにより、目を酷使すると目の周りに負担がかかり、筋肉が固くなると血流が悪くなって、「ドライアイ」や、目の痛み・目がショボショボするなど、眼精疲労が生じます。更に、同じ姿勢をとり続けることや寝不足・ストレスでも筋肉が固まって疲労物質を溜め込む原因となり、ハリやコリ・怠さなどの症状を引き起こし、肩こりと結びつきます。
ひどくなれば、張る・痛む・こるといった感じを身体が覚え、さらに、頭痛や吐き気などの症状を伴うこともあります。こわばった筋肉が血管を圧迫すると、血行不良となり、腕のむくみやコリもひどくなります。
また、末梢神経が傷ついて、腕が挙がらない・腕や手がずっとしびれている・ジーンとする痛みがでる・手の熱感や腫れなどがでる可能性もあります。
肩が「こる」原因として、肩甲骨が動きにくくなっているのも、1つの要因かもしれません。僧帽筋・肩甲挙筋といった肩こりを感じやすい筋肉は、肩甲骨の動きと密接な関係があるのです。
よって、肩のマッサージだけではなかなか根本的な解決にならないのも事実です。
首や肩の筋肉に負担がかかっている・肩甲骨の動きが悪くなっている・目が疲れる・ドライアイなどを、ご自身で気づいていただき、らいと整骨院に足を運んでいただくのが治療への第一歩です。
らいと整骨院では、凝り固まった筋肉を集中的にほぐして、首や肩の全体的な緊張を緩めることをはじめとし、背中や肩甲骨周りの動きを改善することで、血流が良く柔らかい肩へと変えていきます。
眼精疲労に対しては、目の周囲と頭部の筋肉を手技でほぐし、血流を改善することで涙が出やすい状態にし、ドライアイや目の痛みを解消します。
また、背骨の並びや骨盤の傾きを整えるとともに、全身のバランスをチェックし、頭を支えるのに負担が最小限になる姿勢と、座り方・立ち方などの日常動作を指導し、肩こりが起こりにくい、快適な身体へと導きます。
頭痛・偏頭痛について
頭痛の中にも、ズキズキする痛み・ギューッと締め付けられる痛み・ガーンとする痛みなど症状には色々とあり、繰り返し起きても心配のないものが多いのですが、中には脳などの病気で起こる頭痛もあり、放っておくと命にかかわる怖い頭痛(くも膜下出血・脳腫瘍・慢性硬膜下腫瘍・髄膜炎による出血)もあります。薬を飲んで、痛みが取れたことで満足せずに繰り返し起きる頭痛には、注意して目を配る必要もあります。
その中でも、多くの頭痛は大きく分けて、2つの種類があります。
1つ目は、「緊張性頭痛」です。慢性的に何度も繰り返し起こる頭痛の中でも、多くの割合を占めています。ドーンと頭が重くなるような痛みの症状が、襲ってくるというものです。
緊張性頭痛を引き起こす原因として、姿勢の悪さや長時間同じ姿勢をとり続ける・心配や不安などの精神的なストレスなどがあげられます。頚椎の並びや位置が悪いと、頚部の筋肉に負担がかかり、頭から首・肩にかけて血流が悪くなると、疲労が筋肉にたまることで筋肉が緊張し、神経を刺激して痛みが起こるのです。また、眼精疲労や歯の噛み合わせ・メガネによる圧迫・高さの合っていない枕などもそれらの筋肉を緊張させる原因となることがあります。
2つ目は、「血管性頭痛」です。これは、よく皆さんが知っている「偏頭痛」です。よくある症状として、こめかみから目の奥が痛むような方が多く、痛みとしても「ガンガン」といった血管が脈打つのと同時に、叩かれているような痛みがあります。「偏頭痛」にも前兆があり、それは、視野がかける状態で「閃輝暗点」と言います。
残光のように、ギザギザしたダイヤのような光が、チカチカと視野を遮っていく症状です。統計では、偏頭痛の1割から2割の方にこの症状が起こるといわれています。
この他にも、吐き気や手足のシビレなどが前兆として起きることもあります。「偏頭痛」の原因として、心配や不安などのストレス・睡眠不足・緊張感・アルコール摂取・天候の変化からも起きます。これらにより、三叉神経が刺激されると、神経の末端から血管を拡張させる作用をもつ様々な神経伝達物質が分泌され、それらの働きで血管が拡張し、血管の周りの神経に炎症が引き起こされ、頭痛が起こるのです。
また、頭・首・肩のコリにより、首から背中にかけての筋肉が硬くなると、緊張性頭痛を誘発するだけではなく、首にある交感神経幹を刺激します。交感神経が刺激されると、身体が興奮状態になりストレスや緊張感をますます強く感じるようになり、「偏頭痛」が起きやすくなってしまいます。
らいと整骨院では、「緊張性頭痛」に対して、頭・首・肩の筋肉の緊張を取り除き、痛みを抑えるとともに、その原因となる上半身の筋肉や背骨・骨盤のゆがみと下半身のバランスを整えます。また、鍼を併用することで局所の硬結をほぐし、血行を改善させ、頭痛を取り除きます。
「血管性頭痛」には、頭に集中した血液を末梢へと分散する為、手足など末端の血流を促すように施術を行います。そのほか、神経の興奮を調整する微弱電流(マイクロカレント)療法や、鍼治療により神経の興奮を抑制し、末梢へと血流を促すことで頭痛を改善します。
自律神経の乱れから起こる症状について
「冷え性」の多くの方々は、実は体質ではなく、自律神経が乱れているサインです。指先が冷たくて眠れない・ちょっとでも寒いところにいただけで体調を崩す・血行がいつも悪く疲れやすい・脚がむくむなど、「身体のすみずみまで血液が行き届かない」ために起きることが多いです。
また、身体がむくむ原因として、肝臓や腎臓機能の低下・心不全など、臓器の問題もありますが、歩き回ると脚が重だるい・階段を上るとすぐ疲れる・靴下の痕がくっきりと残る・朝起きても脚のむくみがとれていないなどと、悩みを抱えている方は多くいます。運動不足などによる「ふくらはぎの筋肉のポンプ作用」が弱くなり、脚に滞った血液を心臓に戻しにくくなるため、「むくみ」として下肢を中心とした症状が起きます。このような「むくみ」は、施術により、リンパの流れと、身体の血流が良くなることで改善していきます。
しかし、心臓や内臓、血液量に問題はないのに、冷え性だという人や脚がむくみやすい人の90%は「自律神経の乱れ」か「血行不良」が原因だともいわれています。
めまいの症状には、身体がフワフワするように感じる「浮動性めまい」と、自分自身もしくは周囲がグルグル回るように感じる「回転性めまい」の2種類があります。
浮動性めまいは、脳や全身・自律神経の乱れなどから起きます。脳などの中枢に異常がない場合、様々な原因が考えられます。立ちくらみによるめまいは立ち上がる際にクラッとしたり、目の前が暗くなったりすることがあり、血圧の変動が主な原因として考えられます。また、貧血などの循環障害やうつ病・抑うつ状態・パニック障害・不安障害などによる心因性によるめまいも浮動性めまいを生じます。
これら血圧や循環・精神に大きく影響するのがストレスや自律神経の乱れによるものなのです。
回転性めまいは平衡感覚を司る三半規管が原因で起こることが多いです。回転性めまいで有名なメニエール病も、自律神経の乱れにより、内耳のリンパ液が増えて発症するものですので、自律神経を整えることが大切です。
冷え性やむくみ・めまいも、自律神経の乱れを正していくことが一番ですが、治すとなると、簡単のようで難しいのも現状です。自律神経が乱れる原因の主な要素としては、疲労・睡眠不足・ストレスとなり、そこで重要なのが規則正しい生活です。生活リズムをご自身で気をつけながらも、更にマッサージやストレッチを行い、正しい骨格に戻すことで、血流・循環障害も改善され、めまいやむくみも起きにくくなり、身体も温まります。それが、自律神経を正す第一歩になります。
らいと整骨院では、筋肉の緊張をほぐすこととともに、微弱電流(マイクロカレント)療法によって、神経の興奮を調整し、全身のバランスを整えることで疲れにくく、血流の良い状態へと導きます。
また、鍼治療を行うことで、リラックス効果のあるホルモンの分泌(セロトニンなど)により、副交感神経が優位になります。よって、交感神経と副交感神経の働きがスムーズに行われ、ストレス性の症状に効果があります。血圧もコントロールされることで、自律神経のバランスが整い、様々な症状が起きない身体へと導きます。
疾患名
子供の骨や筋肉などの特徴について
成長期の骨は硬くなっておらず、脆弱なため変形しやすく、骨折してしまうことも少なくありません。生まれてから成長するにつれて、筋力が上がり、座る姿勢・立位姿勢・歩行の仕方まで変化し、重力に抗して負担を分散することで、無理のない姿勢へと変化します。その成長過程に、不良姿勢を続けてしまうことや、筋力が増加していかないと、身体は重力に打ち勝てず、背骨が曲がり、様々な場所に大きな負担がかかることになります。
正しく成長すると、背骨は前後の弯曲を形成していきますが、横方向へ曲がってしまう子もいます。それを「側弯」といい、最近では学校でも検診を行っているところもあります。側弯は生まれつきの場合もありますが、成長段階で発症することが多く、成長期が終わった後からでは、治すことは大変困難で、その後、身体のいたるところに痛みを引き起こす原因となってしまいます。
成長期の側弯は、不良姿勢による影響がほとんどですが、不良姿勢になる原因は様々で、ケガをかばった動きが癖になっていることや、机とイスの高さが合わないこと、筋肉が硬いところと弱いところがあるなど、全身の状態や生活習慣に目を向けなければなりません。不良姿勢を改善することで、側弯が徐々に元の正しい背骨の弯曲へと変化していくのです。
また、成長時期に起きる痛みを、成長痛といわれていますが、多くの「成長痛」は骨の成長よりも筋肉の発達が早く、筋力増加や柔軟性低下により、筋肉が骨の付着部分を強く引っ張ることで、痛みを引き起こすことがあります。それらが悪化すると、骨が剥がされてしまうことや骨が膨隆し変形が残ってしまう恐れがあります。成長痛は成長期が終わるまで、運動を休まなければならないといわれますが、程度にもよるので、筋肉の柔軟性を確保しつつ、炎症を抑えていくことで運動を続けることは可能です。ストレッチや、アイシング等のセルフケアと、身体の使い方を正していくことが大切です。
成長期では、時期によって発達する運動能力が異なり、それに合わせて運動やトレーニングを行うと、より効果的だといわれています。成長するスピードは、早熟型・晩熟型や性別などでも変わり、同学年で同じ運動をしていても、痛みやケガが起きる場合と起きない場合と様々です。それらを踏まえ、一人一人に適したリハビリを行うことが重要です。
らいと整骨院では、子供のけが・痛みに対して成長段階や成長過程を考慮し、一人一人に合わせた治療を行います。子供には自覚症状がないことや、うまく症状を表現できないこともあり、圧痛場所や炎症の程度など、患部の状態・骨の位置関係・関節の動きの悪さなど、他覚所見から身体の状態を判断していきます。
保護者の方と連携し、効果的に治療を進められるよう、インフォームドコンセントを特に重視しています。勉強や食事のときなど、家での姿勢や習慣を、気を付けていただきセルフケアについての指導もしていきます。また、学校で起きたケガについての保険なども取り扱っていますので、何か思い当たることや気になることなどありましたら、お気軽にご相談下さい。
疾患名
交通事故治療
交通事故でのケガは、その時に何も症状が無くても、ご本人が思っているよりはるかに身体の内部が損傷していることがほとんどです。
それは、スポーツや日常生活で起きたケガとは比べ物にならないほどの大きな衝撃が身体に加わっているからです。
事故直後は興奮状態にあり、痛みを感じないことが多く、大丈夫だと思ってしまいますが、数日から1週間くらい経過して、落ち着いてから症状がでることがよくあります。
1、2週間以上経過してしまうと事故との因果関係を証明できず、補償されないこともあるため、痛みの強弱に関係なく医療機関を受診されることをお薦めします。
また、整骨院では筋肉の緊張や張り、関節の捻挫など、レントゲンでは判断できない症状も発見できます。
自覚症状だけでなく他覚症状のチェックも必ずしてください。
交通事故に遭ってしまったら・・・
以下の順序で対処しましょう。
- ①警察に連絡(※緊急性を要するケガの場合、まず救急車を呼びましょう)
- ・事故相手の情報を入手しましょう。(氏名、連絡先、住所、任意保険の有無、車のナンバー、自賠責保険証券の番号
- ・社用車の場合、会社の情報や名刺をもらいましょう。
- 余程の軽微な事故の場合では念の為、後日に病院へ行く予定と伝えてください。その時にケガがあれば物損事故扱いされた後でも人身事故へ切り替えることができます。
- ②保険会社に連絡
- ・加害者側の保険会社から連絡がきたら、らいと整骨院に通いたい旨を伝えてください。保険会社よりらいと整骨院へ連絡がきます。
- ・整形外科を受診する予定ということも同時に伝えましょう。
- ③病院(整形外科)を受診
- ・交通事故でのケガで受診できるか確認しましょう。
- ・痛み・違和感等、症状を全て伝えてください。
- ・どこの病院(整形外科)へ行ったらいいかわからない場合は一度お相談ください。らいと整骨院にご来院後、病院(整形外科)へ受診することも可能です。
- ④整骨院での治療
- ・病院(整形外科)での診断名を教えてください。あれば、レントゲン・MRI画像もみせてください。
- ・らいと整骨院で再度、症状を確認した後、保険会社と治療する部位を決定します。
- ・らいと整骨院で治療スタートします。
交通事故治療
交通事故では様々な外傷が起こります。そして、日常生活やスポーツで発生するケガより複雑な場合も多く、治癒までに長い期間を要したり、後遺症が残ることもあります。
できるだけ早期から対応することが重要です。
交通事故でのケガで最も多いのはむち打ち症です。交通事故では物理的にむち打ち症になる可能性は非常に高くなります。
その他、直接ぶつけることで骨折や打撲、ハンドルを持っていたり、ブレーキを強く踏みつけることで捻挫や挫傷(筋肉の傷害)も発生します。
らいと整骨院では急性期の治療としてアイシング、マイクロカレント(微弱電流)・超音波治療器を用いて、炎症を抑え痛みの緩和を行い、必要に応じて包帯やテーピングでの固定をします。
※最初の処置が今後の症状の長期化(慢性化)を防ぐことに繋がります。
症状の経過に伴い、手技(マッサージやストレッチなど)や運動療法(リハビリ)を施していきます。
不運な交通事故により負ったケガがいつまでも続いてしまわぬよう、少しでも早く治癒できることを目指します。
むち打ち症(頸椎捻挫・外傷性頚部症候群)
いわゆるむち打ち症とは、交通事故等で不意に外部からの衝撃を受けた時に、ちょうど佃がしなるように首が前後に大きく動きすぎることで発生し、頸椎周囲の筋肉や靱帯、神経や血管などの組織に損傷を受けた状態のことです。
症状は軽症から重症まで人それぞれで、首が全く動かなくなる人もいれば、首に痛みは出ずに頭痛がある人・肩や背中が凝る人・手がしびれる人など症状が異なります。
首には、脊髄や感覚を司る沢山の神経があり、脳から体全体に繋げるパイプ役を果たしているため、全身の症状に繋がる可能性もあります。
<分類>
- 1.頸椎捻挫型
むち打ち症の軽症の約80%。首・肩・背周囲の筋肉損傷、椎間関節の捻挫によって痛みがあり、寝違いにも似る。
知覚異常や頭痛、腕のだるさなど不定愁訴もあり、二次的に胸郭出口症候群(上肢・背部への神経症状)を引き起こすこともある。 - 2.神経根型
頸椎から神経が出る部分での圧迫による症状。
頭部から上肢まで神経症状があり、咳やくしゃみ、首の動きによって症状が強くなる。 - 3.バレ・リュー症状型
頚部交感神経、椎骨動脈(頸椎の中を通る血管)が障害されて様々な症状が起きる。
頭痛、後頭部・項部痛、めまい、耳鳴り、視力障害、顔面・上肢・咽喉頭部の知覚障害・夜間上肢のしびれ等の不定愁訴が主体となる。 - 4.脊髄症状型
脊髄(背骨の中を通る神経の幹)を損傷したもの。
歩行障害や排泄障害、上位頚髄の損傷では呼吸麻痺が起きる可能性もある。
らいと整骨院で交通事故治療をすると・・・
交通事故で起きるケガの特徴を熟知した治療計画
- 急性期(炎症期)から適応する治療器で早期から治療を開始できます。
できるだけ早く適切な処置をすることで治癒を早め、後遺症を残しづらくします。 - 筋肉の強い緊張状態も的確なポイントにより治療します。
交通事故では、想像以上に強い衝撃が体に加わり、損傷も深部にまで到達します。
自覚症状で感じていない部分にも損傷や筋肉の緊張が広がっている場合もあり、それらを見逃さずに処置していくことが大切です。 - スポーツトレーナーとしての経験から運動療法(リハビリ、ストレッチ、エクササイズ)を専門的に行います。
症状の経過に伴って、運動療法を行い、日常生活やスポーツ等へより早く復帰できることを目指します。
- 急性期(炎症期)から適応する治療器で早期から治療を開始できます。
交通事故に強い提携弁護士のご紹介
保険会社とのやり取りや、慰謝料の増額まで心強いサポートをお願いできます。
正当な保障を受ける権利がありますので、治療の打ち切りや示談交渉など慣れないことも安心して専門家にご相談できます。治療費0円
基本的には自賠責保険での対応となり窓口負担は0円となります。
病院と併院可能
医療機関は自由に選択でき、整形外科と整骨院を併院することもできます。
どこの病院へ行けばいいかわからない方は一度ご相談下さい。
症状・要望等に合わせ、最適な病院をご案内いたします。
産前・産後の身体について
特に腰痛・骨盤回りの不調に苦しまれている方や、元の体形に早く戻したい・骨盤が広がらないようにしたいなど、産前・産後の悩みが多いのが現状です。
妊娠すると、初期の頃からエストロゲンやレラキシンなどのホルモンが急増します。その作用により、骨盤周りの筋肉や靭帯はゆるみ、体重増加がほとんどみられない妊娠早期から、腰痛が起こりやすくなります。後に、お腹が大きくなるにつれて重さが増していき、背骨や股関節・骨盤にも負担が今まで以上にかかってきます。
産後には、赤ちゃんが産道を通ったために、骨盤が大きく開き、ゆるみが残ることで、「骨盤輪不安定症」といわれることもあります。「骨盤輪不安定症」とは、仙腸関節(骨盤の後ろ側)や恥骨結合(骨盤の前側)に異常可動性が生じ、骨盤が不安定になることが原因となり、腰痛・足の付け根の痛み・恥骨の痛み・尿漏れ感・下半身の怠さなどが起きる疾患です。
そのよう広がった骨盤は、すぐに元に戻るわけではありません。約6~12ヶ月ほど期間をかけて、ゆっくりと戻っていくのです。
しかし、骨盤周りの靭帯や筋肉がゆるんだ状態が続くことで、身体のバランスをとても崩しやすくなっています。日常のささいな動作や身体のねじれなど、少し無理をすることで、すぐにゆがみを引き起こし、力も入りにくく疲れやすい身体へと変化している可能性が高いのです。
そのひずみが原因となり、関節や筋肉に、痛みやコリを発症しています。このような身体の状態で育児をスタートし始めることから、出産後の身体のケアは、とても大事となります。特に、出産で負担のかかった骨盤周りにはとても慎重なケアが必要です。帝王切開された方も同じく、ホルモンの作用で骨盤は同じように緩んでいます。
よく、「出産してから6~8週間の期間を安静に過ごすこと」とありますが、今は昔ほど安静にしている必要はないと言われています。
けれど、このように出産により、身体への負担がかかっていることから、心身の休養・バランスのとれた食事・目を休ませることなど、なるべく安静を心がけた方が回復も早いです。テレビ・パソコン・スマートフォンなどのような、目を酷使することは、脳への刺激となり、子宮の回復を遅らせることに繋がるので注意が必要となります。
今は骨盤ベルトにより、骨盤がひらいてゆるんだ状態を締めることによって、安定させることができるので、お使いになるのも良いです。
それでも、腰回りの痛みや、股関節がつまる・動きが悪いと感じた場合など不調が続くようなら、専門的な細かい骨格調整が必要となります。妊娠による体重増加が、日常生活を送る動作などで、日ごとに骨盤のゆがみ・骨格のズレが生じて痛みを引き起こしているのかもしれません。
らいと整骨院では、骨盤の傾きや股関節の動き・左右差などを手技によって調整し、更に全身の骨格調整にも目を向けて、施術することによりバランスのよい身体へと改善いたします。
妊婦さんには、横向きなど苦しくない体勢で、ストレスがかからないよう施術を施します。腰周りはホットパットで温め、血流を促します。
産後も、患者様の体調とともに施術を行い、電気療法を選択いたします。
日々のケアが大切ですので、患者様に合わせたお時間での短時間施術も致しております。時間が空き次第、積極的に治療を進めることをお薦めいたします。
ぜひ一度、身体に不調を感じている方は、ご相談ください。
労災保険治療について
労災保険における労働者とは、「職業の種類を問わず、事業に使用されるもので、賃金を支払われるもの」とされていて、アルバイトやパートタイマーの方など、雇用形態に関係なく労災保険が適用されます。
また、受給を受ける労働期間などは設けられていないので、労働中の事故やケガであれば、保険の適用を受ける事が可能です。
負ってしまったケガの治療を怠った場合や・放置した場合など、のちに後遺症となり痛みが後から発症し、治療費をご自身でお払いになるケースもあります。
労災保険治療の場合、治療費は全額支給となり、自己負担はありません。但し、自費が含まれる場合はその分、患者様ご負担になりますのでご了承ください。
安心して治療に専念して頂くために、分かりづらいことやご不明な点などありましたら、ぜひ一度、らいと整骨院にお電話にてご相談ください。
[来院する場合は、労災保険治療適用用紙(7号【3】業務災害用・柔道整復師専用用紙)を事業主様から頂いた上、ご持参頂けますようお願い致します。]